除雪ドローン®

※写真は2026MODELイメージ

2026年上期発売予定、「除雪ドローン🄬」2026年モデルの先行予約(仮予約)を開始しました。

開発意図

北海道などの豪雪地帯では、降雪があるたび適宜除雪を行う必要があります。日々の生活の中で毎日の除雪作業は負担となっており、多くの方々が困っています。

無人自動除雪機「除雪ドローン」は自動除雪と遠隔除雪を可能とし、日々の除雪作業の負担を軽減します。 

※写真は開発中のV2のもので、今後発売される製品V3とは異なります

小型・静粛

車体は長さ1.4メートル、幅1.0メートル、高さ0.7メートルと小型で狭い場所でも除雪が可能です。車体前部にスノープラウ(排土板)を装着し、雪を前方に押し出すことで除雪をします。

電動のため静かで夜間早朝の運転でも気になりません。

高精度GPS

車体にはエバーブルーテクノロジーズが水上ドローン用に開発されたものを更に改良し、小型無人自動除雪機に最適化した自動制御ユニット「eb-NAVIGATOR」を搭載。高精度GPSを使い、誤差の少ない位置情報で正確に自動運転することができます。

専用プロポ・自動除雪アプリ

遠隔操縦は大型液晶ディスプレイを装備した専用プロポ(コントローラー)で行います。車載カメラの映像を手元でリアルタイムに見ることも可能です。

プリインストールされたオリジナル自動除雪アプリで除雪エリアを指定すれば、自動運転により除雪することができます。

またメール受信を契機として自動除雪を開始する機能や、タイマー設定で定時に自動除雪を開始する機能も備えており、遠隔や深夜早朝の自動除雪運転に便利です。

安全機能

衝突被害軽減装置として障害物センサーや緊急停止ボタンを装備、除雪エリアを逸脱したり、GPS情報の誤差が大きくなると自動停止するなど安全装置も装備しています。

車載カメラの映像を手元のプロポ(コントローラー)でリアルタイムに見ることも可能となっています。

2023年度・実証実験実施

2023年度冬、北海道で開発を進め山形県での実証実験も無事完了、積雪路、零度以下の寒冷条件で問題なく動作し、信頼性と耐久性を証明しました。

2025年度発売予定の製品版はこれまでの開発テスト、実証実験で得られた知見や、ユーザーの意見を参考に新設計をしています。

除雪ドローン®V2(プロトタイプ)開発動画

仕様(V3プロトタイプ)

※仕様は予告なく変更になることがあります
車体
スズキ製電動モビリティベースユニット(試作車)
サイズ
全長 1.4m x 全幅 1.0m x 全高 0.7m
スノープラウ
幅0.65m
装備重量
約100kg
最高速度
前進6km/h、後進6km/h
連続走行距離
30km(常温、平たん路にて前進最高速度で走行時)
稼働時間
5時間(常温、平たん路にて前進最高速度で走行時)
バッテリー
12V鉛蓄電池 x 2個
駆動モーター
DC24V・210W x 2個(30分定格出力)
充電方式・時間
家庭用コンセント AC100V・6時間から8時間(常温)
付属品
モニタ付き専用コントローラー(プロポ)・自動除雪アプリ