2019/3/20 (水)

こんにちはFabCafeの藤田です。FabCafeではEverblue Technology社との協業プロジェクトとして、「A.D.A.M」というプロジェクトをスタートしました。

「A.D.A.M」は、オートデスク社による3D CAD/CAM ソフトウェア 「Fusion 360」のジェネラティブデザインを使って、自動操船ヨットのデザインをしようというプロジェクトです。近年、AIを使って解析、環境や目的に最適化した形状を生成する流れは、様々な産業で進んでいますが、このプロジェクトでは解析による最適化だけでなく、AIを使って「誰も見たことのない形をデザインする」ことにチャレンジします。プロジェクト詳細→https://fabcafe.com/tokyo/blog/a-d-a-m-ai

多様なメンバーが集まり、ジェネラティブデザインの基礎を学んだ、第一回目のワークショップの様子をレポートします。

様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まりました

第一回目となる3月8日のワークショップでは、大手メーカーでカーデザインをしているデザイナーやプログラミングを駆使して複雑な形状を設計するアーティスト、3Dプリンターメーカーのエバンジェリスト、競技ヨット設計者など、プロジェクトのビジョンに賛同した様々なバックグラウンドを持つ、デザイナーとエンジニアが集まりました。

まずはそれぞれの自己紹介からワークショップはスタート。

これまでのデザインのプロセスでは、スケッチを起こしたり、構造計算をするなど、多くの作業を人が行いますが、将来のデザイナーは形を生成するAIに対して、「どのような形を作るべきか」「どの条件を最も重視するか」といったディレクションする役割になるのではないか、と私たちは考えています。未来のデザインを考える、チャレンジングなテーマにぴったりなメンバーが集まったのではないでしょうか。

EVERBLUEの目指すビジョン

最初はプロジェクトオーナーのEverblue Technology社の野間さんより、「A.D.A.M」プロジェクトの概要やEverblueのビジョンをご紹介。

Everblueは、水素として備蓄された余剰エネルギーを、クリーンエネルギーを使って離島から無人輸送しようという目的でスタートしましたが、現在は漁業をテクノロジーでアップデートするというビジョンの元、漁場調査のための自動操船技術の確立を目指しています。

このプロジェクトでデザインされたヨットは、最終的に4mのプリントが可能な3Dプリンターで生産される予定で、6月に沖縄で1mサイズのプロトタイプでテスト航海を予定しています。自分たちでデザインしたヨットが実際に海の上を走ると思うと、今からわくわくしますね。

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