2025-06-03
プレスリリース

ナブテスコ株式会社との共同研究プロジェクト「帆船型ドローン AST-201 spec1.4 with Windmill Sail 」プロトタイプを発表

〜ナブテスコが開発中の新型風車帆を搭載、ジャパンドローン2025に出展〜

エバーブルーテクノロジーズ株式会社は、独創的なモーションコントロール技術で移動・生活空間に安心安全を提供する ナブテスコ株式会社と、次世代の風力推進システム「風車帆」の実用化・自動航行化を目指し、共同研究プロジェクトを発足、新型風車帆を搭載した帆船型ドローン「 AST-201 spec1.4 with Windmill Sail 」のプロトタイプを開発しました。 同機体は2025年6月4日より開催される「ジャパンドローン2025」にて参考出品いたします。

「帆船型ドローン AST-201 spec1.4  with Windmill Sail 」概要

AST-201 spec1.4 with Windmill Sailは、全長1.4m・重量14kgの軽量な帆船型ドローンで、ナブテスコが開発中の「風車帆」を搭載しています。

風車帆は、風の力で回転し、マグヌス効果で推進力を生み出す円筒状の風力推進装置です。従来の帆と比較して小型・高出力・単純構造という特長を持ち、推進と同時に発電も可能な革新的機構です。

 AST-201 spec1.4は、風力を利用したゼロエミッション航行が可能で、長時間の洋上調査や観測業務、再生可能エネルギー自立型システムの研究に理想的なプラットフォームです。遠隔操作の他、自動航行に今後対応します。

「帆船型ドローン AST-201 spec1.4  with Windmill Sail 」概要

AST-201 spec1.4 with Windmill Sailは、全長1.4m・重量14kgの軽量な帆船型ドローンで、ナブテスコが開発中の「風車帆」を搭載しています。

風車帆は、風の力で回転し、マグヌス効果で推進力を生み出す円筒状の風力推進装置です。従来の帆と比較して小型・高出力・単純構造という特長を持ち、推進と同時に発電も可能な革新的機構です。

 AST-201 spec1.4は、風力を利用したゼロエミッション航行が可能で、長時間の洋上調査や観測業務、再生可能エネルギー自立型システムの研究に理想的なプラットフォームです。遠隔操作の他、自動航行に今後対応します。

今後の展望

今後、実海域での試験を通じて風車帆の推進性能・発電能力・自動航行技術の最適化を進めいくとともに、エネルギー自立型海洋ロボティクスとして、自然エネルギーによる長期稼働、災害監視、環境モニタリングなどへの展開を想定しています。

また本プロジェクトは、NEDO「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」においても採択され、燃料削減効果が見込まれる技術として注目いただいています。

エバーブルーテクノロジーズとナブテスコは、ゼロエミッション社会の実現に向け、風力推進×発電の次世代海上モビリティの開発を継続的に推進していく予定です。

※「風車帆(Windmill Sail)」は、推進力と発電を同時に得られる次世代風力推進装置であり、可動部が少なく制御もシンプル。マグヌス効果による高揚力・小型軽量・高信頼性を特徴とします。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業(JPNP21005)の結果得られたものです。